NPO JP-IN STUDENT COMITTIE

フィールドワーク

フィールドワーク

①農村体験と世界遺産「スバック」研修 

スバックとは「流水の分配」を意味します。 元々水資源の不安定なインドで生まれたヒンドゥー教では、水を万物の始原とする地母神信仰が盛んで、これがバリ島土着のアニミズム的汎神論と結びつき、バリ・ヒンドゥーにおいて水が神格化されたことで、スバックの行事や運営は水を中心とする神事と密接なつながりの役割を果たしています。 2012年6月24日~7月06日、ロシア・サンクトペテルブルグにて開催された国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「第36回 世界遺産委員会」にて、バリ島初の世界遺産が誕生しました。 新たに世界文化遺産として登録されたのは、バリの水利システム「スバック」。 * バトゥカル山林保護区内ジャティルウィ地区 (タバナン県) * タマンアユン寺院 (バドゥン県メングウィ) * パクリサン河川流域 (ギャニアール県 * ウルンダヌ・バトゥール寺院 (バンリ県) を含む五つの棚田地域で、合計約19,500ヘクタールに及びます。 9世紀から千年以上にわたって棚田を支えてきた神、自然、人間の密接なつながりを説くバリ・ヒンドゥーの哲学「トリヒタカラナ」を体現した「スバック」が評価され、今回ユネスコに世界文化遺産として認定されました。

研修では水と人と農業の関わり、水の寺院の役割、棚田への水配給のしくみなどを中心に見学し、質疑応答をします。田植えや草取りなどの農業体験も可能です。

 

②マングローブ植林体験+環境授業

マングローブ情報センターは、マングローブの持続可能な管理を行っているインドネシア林業省の地方機関です。世界のマングローブ林面積の約4分の1を占めているのがインドネシアであり、インドネシアの林業省が中心となって国内のマングローブ林保全の取り組みを強化していく中、「マングローブ林管理の開発」プロジェクトを通じ、1992年より1999年にかけJICAの支援を受けました。1993年には、その支援により「持続可能なマングローブ管理開発実証プロジェクト」が開始され、『植林活動を支援し、持続可能なマングローブ管理を達成するための投資の可能性を探ること』を目標に定められました。さらに、2001年から2004年に再びJICAの支援を受け、持続的なマングローブ林管理の推進に貢献する事業実施能力に関し「マングローブ情報センター」が組織・制度面で強化されることを目標に『マングローブ情報センター計画』が実施され、さらに『マングローブ保全現場プロセス支援』が開始されました。

現在ではサスティナブルツーリズムの一環としての役割もでき、マングローブの海をカヤックで見学や植林体験のプランもあります。急激な近代化によるプラスチックなどの生活ごみの対策も重要な課題となっています。実際に見て体験することで、感じていただければと思います。

 

③民俗学的フィールドワーク -(民家・寺・村落)

バリ島はバリヒンドゥーの島、神々の住む島です。バリヒンドゥーはバリ島の精霊信仰 アミニズムや仏教の混合した宗教で、日本人にとっては感覚的にすんなり受け入れられる宗教世界です。バリ島での子供の名前は、長男がワヤン、次男がマデ、三男がニョマン、四男がクトゥ、五男はまたワヤンという名に戻り、固有の名前を持ちません。家は大家族で、広い敷地内に母屋、離れが建てられ、家寺と呼ばれる小さな寺院までも存在します。民家、農家、寺院を社会学的考察の講義を受けながら、視察します。日本では古くからの大家族制が明治以降の近代化に伴い、急速に核家族に移行してしまいました。現代では老老介護、孤独死などの高齢者問題だけではなく、少子化社会の中での保育所不足、児童虐待などの諸問題などは家族構成自体が引き起こす社会問題となっています。バリ島では、赤ん坊から老人まで何世代もの大家族が生活を共にし、現時点では日本のような問題は起こっていません。しかし、近代化に伴い今後の課題となることは確かなことではないでしょうか。日本との比較に焦点を当てて、社会学的に研修します。

 

④バリ美術研修 (アルマ美術館・他)

アルマ美術館はバリ有数の絵画収集家、アグン・ライ氏率いるアルマ財団により築かれた芸術の複合施設です。約4ヘクタールの広い敷地には、20世紀初頭にバリの芸術をヨーロッパに広めたドイツ人画家、ウォルター・シュピースを始め西洋の画家たちの作品と、海外の影響を受け様々なスタイルの画風を生み出したバリ伝統絵画の画家たちの作品が展示されています。美術館だけではなく、オープンステージでは演劇や舞踊、音楽の上演、絵画教室、ワークショップなども開かれます。また、ライスフィールドと山と谷に囲まれた自然を楽しめるリゾート宿泊施設もあります。従来の美術館とは少し違ったポリシーで運営されている状況を美術館スタッフの解説と共に、視察体験します。

 

⑤インターナショナルスクール(幼稚園・小中学校)でのボランティア活動                              

ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドを中心にウブド地区は多くの外国人が居住しています。そのため、英語で教育する国際色豊かなインターナショナルスクールがあります。幼稚園から小学校、中学校でのボランティア活動や、交流体験をします。

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